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モトローラ スナップドラゴン820を搭載した、Moto Z を日本で10月に発売すると発表

スマートフォンメーカーのモトローラ(Lenovo)は、チップセットにスナップドラゴン 820を搭載したハイエンドなSIMロックフリースマホを日本で発売すると発表した。

発売時期は10月の中旬となり、予約は9月27日より開始される、価格は85,800円となる。

 

モトローラ Moto Z のスペックと特徴

  • OS:Android 6.0
  • ディスプレイ:5.5インチ 有機EL 2560×1440の解像度 ゴリラガラス3
  • チップセット:スナップドラゴン 820
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:内蔵 64GB / microSD MAX128GB
  • カメラ:1300万画素 / 500万画素
  • バッテリー:2,600mAh
  • 重さ:134g
  • その他:NFC、指紋センサー、USB Type-C、TurboPower
  • 対応バンド:FDD-LTE 1/2/3/4/5/7/8/12/17/19/20/25/28、TD-LTE 38/40/41、W-CDMA 1/2/4/5/8/19(6)、GSM 850/900/1800/1900MHz

スペック的には、5.5インチのディスプレイを搭載するモデルとしてはバッテリー容量が少なく3,000mAhに達していない、そのかわり重さは軽く134gとなる。

チップセットはQualcommのスナップドラゴン 820で、現在最上位の821とは10%の性能差程度のものとなっており、ハイエンドな端末と言える。

ディスプレイは、フルHD以上の解像度を持っており2560×1440の解像である。

 

特徴 その1 DSDSに対応

DSDSとはデュアルSIM、デュアルスタンバイの略で2つのSIMで同時に電話の待受けをすることが出来るというものである。3Gと4GでのDSDSが可能で日本ではこの機能を持っている機種はまだ少なく。

この機能によってキャリアのSIMとMVNOの格安SIMを組み合わせて、通信費の節約などに使える。

注意点は同じモトローラの日本初の3G+4Gの日本初DSDS可能な端末となるMoto G4 Plus とは違って、SIMスロットとmciroSDスロットがそれぞれ独立しているわけではないので、1スロットがSIMとmicroSDと共有であるため、どちらか1方のみしか利用できない点には注意が必要である。

 

特徴 その2 パーツと組み合わせて機能アップ

Moto Z はパーツを装着して機能を追加することが出来るモデルのスマホで、背面にマグネットで装着できるパーツとなる、このパーツのシリーズを「Moto Mods」という名称で呼ぶ。

この Moto Mods には、プロジェクターの機能を追加できる「プロジェクター Mods」、コンデジとスマホを合体させるような「ハッセルブラッド TRUEZOOM」、JBLスピーカーを搭載した「コンサート Mods」、拡張バッテリーとなる「Incipio offGRID パワーパック」がある、拡張バッテリーにはワイヤレス充電に対応したものもある。

その他、普通のカバーとしてスタイルキャップが3種存在する。

 

拡張することが出来るスマホということで、面白みがあるものの。拡張しないとバッテリーの容量が少ないため、バッテリーの持ちが少し不安に感じられる、そこで拡張バッテリーを取り付けたらせっかくの軽さも無駄になるし大きくなってしまうため、扱いにくくなってしまうのではないかと思うと、本末転倒なところである。

拡張するとしても、ある機能を置き換えるというよりもない機能を追加するというような、プロジェクターや大音量が出せるスピーカーなどは利用価値はありそうである。

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