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honor6 Plus 4ヶ月超 使ってみてのレビュー・感想

HUAWEI製のSIMロックフリースマートフォンを4ヶ月超使ってみての総合的なレビューになります。

ほぼ同時期に ZenFone 2 Laser も購入し、それとの比較も少し入っています。ZenFone 2 Laser の方のレビューも書いてありますので、そちらもよかったらご覧ください → こちら

開封や外観のレビューはこちらで書いています

スペック性能・処理能力(ハードウェア面)

ティスプレイについて

ディスプレイは5.5インチのフルHD画質です、単純にキレイです、更に最高光度も結構あります、発色も良いです。

光度をMAXにすると流石に眩しいです(大体半分ぐらいのメモリで使っています)。あと、最低光度もかなり低く出来ます。

 

画面の明るさの自動調整ですが、こちらは画面上部にあるセンサーで行っているのですが、これが過剰反応します。画面が暗くなりすぎ、明るくなりすぎ使い勝手はよろしくないです。基本的に手動の明るさで使っています。

 

大きさについてですが5インチと5.5インチでは5インチ差ですが、結構迫力が違ってきます。

処理速度

処理速度は2世代ぐらい前のチップセットとは言え、kirinシリーズの最上位ラインのチップセットなのでサクサクです。

一番の恩恵はゲームアプリの起動時間が短くなったことですかね、その他のアプリは基本的にサッとすぐ立ち上がるので短くなっても大した差は無いのですが、ゲームアプリは起動時のローディングが結構長いのですがそれが今までの半分ぐらいになりました。(ZenFone 2 Laser と比べて半分ぐらい)

ブラウザの立ち上がりもちょっと早くなっています。

スクロール等でのカクつきとかもありませんしスムーズです。

また ZenFone 2 Laser ではちょっと処理落ちするようなアプリも全然普通に動きます。

そして一番大きいのがマルチタスクがやっぱりメモリが2GBのものと比べると断然良いですね。マルチタスクとは複数のアプリを起動したままの状況を指します、メモリが少ないと沢山のアプリを同時に立ち上げているとメモリ不足や処理不足からアプリが自動で閉じられてしまってもう一度表示するときには再読込ということが起きます。

これがやはり3GBのメモリを搭載しているだけあって発生しにくいです、大量にアプリを立ち上げすぎると流石に発生しますが、自分が使う範囲ではほとんど遭遇しないので、再読込に無駄な時間がなくなり良いです。

発熱

使っていると結構熱くなってきます、暑くなる部分としてはサイドのフレームでボリュームボタン辺りが結構暖かくなります、10月から使い始めての今の時期でコレぐらいですから、夏は結構熱くなると思います。

ゲームなんかしているとすぐに熱くなります、フレームは金属製なので放熱板の効果もあって内部に熱をためずに排出しているとも言えるかと思います。夏場の使用については熱さ的にちょっと心配なところはあります。

バイブレーション

バイブレーションは結構控えめでブルブルというよりはドルドルといった感じで、バイブレーションは強いて言えば上品な感じで、悪く言えばか弱い感じです。

もうちょっとバイブレーションの強さがあったほうが、ポッケに入れててもわかりやすいかな?と思います。まぁ、最大ボリュームでの音量が結構あるので、静かにしないといけない場所以外では音で気づけるかとおもいます。

バッテリー性能

honor6 Plus にはバッテリーが3,600mAh搭載されています。

なのでその分重たいです、168gあります。

バッテリー容量があるので、電池の持ちは良いのか?というと微妙です。

電池の消費のされ方としては

  • OSの駆動
  • 通信モジュールの駆動
  • ディスプレイの表示
  • アプリの実行
  • アプリの実行(グラフィック)

と大きくわけれるのですが、honor6 Plus はグラフィックでの電力消費がかなり大きいみたいです、色々最適化して待受だけさせていると電池の消費は然程無いのですが、グラフィック処理が必要なゲームアプリを動かしだすとみるみる電池が減って行きます、チップセットのグラフィックコアがかなりの電気食いみたいです

なので大容量なバッテリーではあるものの、それを無にするぐらいのアプリ実行での電池消費が大きいです。

同時期に買った ZenFone 2 Laser で同じゲームアプリを使っていても honor6 Plus の方が電池の減りが速いです、ZenFone 2 Laser のバッテリーの容量は 2,400mAh 電池容量が 1,200mAhも少ない ZenFone 2 Laser の電池の減りが少ないということは、電池の消費は honor6 Plus ではかなり大きいのがわかります。

ZenFone 2 Laser がよく出来ているともいえますが・・・。

内蔵容量(ストレージ)

内蔵ストレージは、32GBあり16GBとくらべてかなり余裕があります。

今のところ microSD を使わずとも、必要な分の音楽を入れても余裕があります。

アプリも色々入れており、1GBを超えるような物を入れていても余裕です。

写真が動画が増えてきた場合は適時PCにバックアップするつもりなのでそこのところも問題ないですね、16GBのものだと大体残り容量が2GBとかになっちゃって結構キツキツですが、32GBあれば microSD 使わなくても良い人も多いのではないかとも居ます。

音・サウンド

音質はスマホのスピーカーなので期待するほどではないです、低音はほとんど出ません(スピーカーが小さいので当然です)。ただよく響き渡る突き抜けるような音が出るので、結構音は通ります、最大ボリュームも結構あるます。

ただ、背面にスピーカーが付いており、ディスプレイを上にして机に置くと音がこもってしまいかなり音量は半減します。通常の音量が10としたら、4~5ぐらいまで半減してしまう感じで、ちょっと音が聞き取れにくくなるかもしれませんね。

イヤホンでの音ですが、普通ですよくも悪くもないといったところでしょうか、ノイズとか感じられません。

カメラの機能・性能

これがこの機種の最も注目する機能でしょうか。

デュアルカメラを搭載しており、ワイドアパチャーという後からピントを変えれて、ボケ具合も調整出来る写真を撮影する事ができます。それの写真はGoogleフォトとかにもちゃんとアップロード出来て表示されます。まるで一眼で撮ったような写真を一応撮ることが出来ます、あくまでもソフトウェア処理なので不自然なところもところどころありますが、ぜんぜん良い仕上がりです。

カメラは800万画素×2の構成でワイドアパチャーでは800万画素の写真になるのですが、通常の写真を撮るときは1,300万画素の写真がとれます、これもソフトウェアで2つの画像を使って1,300万画素の画像を作り出しているのかと思います。

ワイドアパチャーの操作

ワイドアパチャーで操作している画面になります、手間のもの奥のもの更にその奥の壁などにピントを後から合わせることが出来ます、またピントだけじゃなく擬似的な開放値も0.95FからF16まで変更することが出来ピントの対象だけではなくボケ具合までも調整する事ができます。

また他にも効果(フィルター)を掛けることが出来

  • ペンシル
  • コミック
  • モノクロ
  • ピンホール
  • ミニチュア

と画像を加工することも出来ます、こちらもF値やピントの位置の影響を受けて処理をさせることが出来、かなり遊べそうです。ただ、途中からガッと絵が変わってるのが分かるのでそういうものであるという認識で遊ぶといいかと思います

あとワイドアパチャーの操作で右上にある保存ボタンを押すと、編集したワイドアパチャーの画像を書き出すことが出来ます、例えばワイドアパチャーで撮影した写真の何パターンかのJPEGの画像ファイルを作り出すことが出来ます。

これは同じワイドアパチャーから切り出した3枚の写真になります、2枚目の手前をボカシて奥にピントをあわせるというのはちょっと苦手なのかな?という感じが受けます。

撮影した写真のメタ情報にはF値とかもちゃんと反映されていたりします(掲載している画像は80%に圧縮とメタ情報が削除されています)

写真作例

こちらのほうはちょっと準備中&随時追加していきます。

カメラ全般の感想

全体的に画質は良好です、ワイドアパチャーも楽しめるしとりあえずワイドアパチャーで撮っといて後からピント、ボケの調整するのもありなので、気軽に適当に写真が取りやすいというのがやはりいいのではないでしょうか。

普通にPCやスマホで見る場合に画像の粗さを感じることもないしこの価格でコレだけの画質とワイドアパチャーという楽しみがあり、廉価なコンデジの出番なんかなくなってしまいますね。

でも、一眼にはやっぱりかなわないのも事実です。ですが、持ち運び性はスマホの方が圧倒的なのでいつでもどこでも一眼ライクに写真を撮れるというメリットはかなり大きいです。

honor6 Plus の新品の入手はなかなか難しくなってしまいましたが、後継の honor 8 やライカが監修したデュアルカメラを搭載した P9、Mate 9 があります これらのほうがかなりデュアルカメラは進化しているみたいなので、そちらを選ぶとうのもいいかと思います、またカメラ面だけじゃなくスマホとしてもかなり優秀です。

私はPEN E-PL6 というオリンパスのコンパクトミラーレス(一眼)を持っているのですが、E-PL8まで登場しているのですがE-PL-5からほとんど進化してなくて、その内デュアルカメラのスマホがこの市場を食っちゃう感じがします、あと数世代スマホのカメラが進化すれば、コンパクトミラーレスの立場無しな時代が来そうです。

同梱の保護フィルム

同梱の保護フィルムですが、こちら貼るのがかなり難しかったです、ちっこいホコリを吸着しまくって画面重気泡だらけになりました。

ホコリを取り除くために、一度中性洗剤(食器用洗剤)で洗って乾かして再び張りました、そのさも何度もホコリが侵入しちゃったのですがセロハンテープを使うと、フィルムの接着力よりもセロハンテープの接着力が強いのでホコリがそちらに移るの、ホコリが付いちゃっているところは、セロハンテープでペタペタホコリを取りながらなんとか張りました。

貼るのも honor6 Plus の画面がフラットすぎてなかなかまっすぐ貼れなかったです、どこか角を合わせるところがあれば良いのですが若干の盛り上がりが縁には有るものの引っかかりにはならず調整が難しいですね、そんなこんなをしているとホコリが入っちゃうので苦戦しました。

 

そして保護フィルムの性能のほうですが、非常にクリアでディスプレイの発色はそのままです、さらに指の滑りが非常に良いです。honor6 Plus は背面もガラスでそれ用のフィルムも有るので貼ります。

そうすると、前も後ろも滑りがよいです・・・つまり手からも滑り落ちやすいです。

背面が微妙にですが「えぐれ」のカーブになっており、机に置く時そこに空気が入り込みエアーホッケーのようにスマホが滑りやすいです。操作面では指の滑りがよく良いのですが、滑りやすすぎて落とさないようには注意が必要です。

カスタムUI EMUI 等使い勝手(ソフトウェア面)

正直ハードウェア面ではかなりいいものを作れているのですが、ソフトウェア面がダメダメ過ぎます。良いところを見つけるのが難しいです。普通なところはたくさんある、ダメなところも沢山ある、良いところは全然ない。

このスマホを開発しているソフト面の人は実際にこのスマホを使って本当に使いやすと思ったのだろうか?と思ってしまうほどです。

Gmailアプリと相性が悪い【Bad】

Androidと言えばGoogleアカウント必須です、Gmailも標準的に使えるメールとして重宝します。Androidスマホが登場するより前からGmailは愛用していますので、このGmailアプリが快適に使えるかどうかがAndroidスマホにおいて私は大きな評価点になってしまいます、ただただ普通に使えればそれで良いのですが honor6 Plus とは相性が悪いです。

相性が悪い点

  • 通知パネルに表示されるGmailの件名が通知パネルとの背景色と被り読めない
  • Gmailの未読のバッチ表示が無い

件名が読めないのはかなりストレスです、毎回Gmailアプリを開いて確認までいけません。

標準のメールアプリもダメダメ【Bad】

Gmailアプリとの相性が悪いのなら、標準のメールアプリで代用しようかと思いそちらでGmailの送受信をするように設定をしました、通知に関してはこちらはちゃんと表示できますが、ダメなところも目立ちます。

メールを削除すると、Gmail側ではゴミ箱に行かずに IMAP用のラベルに移動させられるだけ。つまりちゃんと消えていません、ゴミがGmail側で溜まっていきます。

そして、Gmail側で既読しアーカイブしたものがメールアプリ側で反映されません、PCを使っているときはGmailはウェブ版を使って操作していますので、このやり取りがアプリとうまく出来てません、致命的です。

もうひとつ上げるとしたら、メールの更新が5分間隔なのでGmailにメールが届いたタイミングでメールは殆ど来ません、遅いときは10分ぐらい遅れてしまいます、なので急ぎのメールとかはあまり役に立ちません

ということで、標準メールアプリの方がもっとダメダメでしたので、Gmailアプリで件名が読めないのを我慢しつつそちらを現状は使っています。

デフォルトの設定が厳しすぎるので、コンピュータ等に疎い人は一苦労【Bad】

honor6 Plus は電池の持ちを良くするためにタスクキラーが非常に強い初期設定となっています、またバックグラウンドで動いているアプリを「電池使ってますけど消します?」的な感じで都度尋ねられます。

どんな弊害が有るかというと、ディスプレイがオフになるとアプリが閉じられたりアプリの通信が遮断されたりしますので、SNS系の通知が来なくなったりします。起動しているアプリが閉じられるので再開しようとすると起動からとなるので逆に時間がかかる結果になることも。

通信が途切れると、アプリのアップデートとかダウンロードとか処理も止まってしまいます。

honor6 Plus を購入したらまず、必要なアプリなどをいろいろ入れた後この厳しすぎる設定を必要なアプリには解除してやる作業が出てきます。またあらあにアプリを入れたときも、調整してやる必要があります。

スマホ初心者にはhonor6 Plus は敷居が高いかもしれません。

アプリの通信を細かく制御できる【Good】

厳しすぎる設定は不便になることが多いのですが、この通信の設定に関しては重宝します。

例えばアプリで広告表示があまりにもうざいものとかありますね、あれは一応ネットにつながっているかどうか判断して広告を出したり出さなかったりしてたりもします、なのでオフラインでも使えるアプリで広告表示があるような物はWi-Fi、モバイルどちらの通信もさせないようにする事で広告が見えないように出来ます(一部広告はそれでも出る)。

もうひとつ良いのは、そういったアプリによる広告の表示にモバイル通信の高速通信容量が消費されないようにするというメリットがあります、あと要らないだろうという通信も切って行けるので通信容量の抑制・節約が出来る。

音楽再生アプリ【Bad】

まずUIがダメダメです使い勝手が悪いです、イコライザーも搭載されていません。

そして、私はWindowsのPCからWMPを使って音楽ファイルはスマホと同期させています。

しかし honor6 Plus ではWMPで同期させた、プレイリストを読み込んでくれません、プレイリストをhonor6 Plus 側でいちいち作ってやる作業が出てきます、PCだと簡単に操作して作れるプレイリストでもこのアプリだとかなり面倒です。

できれば無駄なアプリをできるだけ入れたくない派なので、標準アプリで済ませてしまいたいのですがそれが出来ないのが残念です、標準アプリなら広告も表示されませんし。

これは一応 他の音楽再生アプリの採用なのでプレイリストには対応させることは出来ますが、無料のアプリだと広告出ちゃうんでそれも嫌だったりします。

さらに、導線が悪くて自動で音楽再生が止まるタイマー機能が搭載されていることが多いのですが(寝ながら聴いて、寝落ち用)、この機能へアクセスするのに結構戻る操作をしていかないといめません、再生画面からちょくで行ければベストなんですがそれが出来ません、またタイマーの時間が10分刻みなので15分とかもう少し刻んで欲しいところでもあります。

 

代替アプリとして

「Poweramp」というアプリが使いやすいです、有料アプリになっちゃうんだけど金とるだけあって使いやすいです、それに広告が表示されないのも良いですね、無料版は2週間試せるのだったかな?。イコライザーもプリセットが良く調整もしやすい、WMPで入れたプレイリストもしっかり読み込んでくれます。

Google Playストア – Poweramp

時計アプリ(タイマー・アラーム)がイマイチ【Bad】

時計アプリですが、私はよくGoogleの音声検索の「ok google」を使ってアラームを設定します、例えば30分後に家を出ようと思ったときに、「ok google 30後にアラーム」って言ってアラームを設定します。

タッチしてピコピコ操作するより素早く設定できます。もちろん標準のアプリでアラームを設定することは出来るのですが、その設定のデフォルトが音無しのバイブレーションになっています、どうも設定を変えることも出来ないのでコレだと全然気づかないです、ok google でのアラーム設定に自分で音を設定してやる必要が出てくるのですごく手間が増えます。

便利な機能が死んでしまっているので非常に残念です。

 

もうひとつ、カウントダウンタイマー機能もイマイチです。

1時間のタイマーとか50分のタイマーとか1回きりしか使えません、繰り返しタイマーを使うことが出来なくて毎回時間を設定してやらないといけません。しかも時間の設定が数字を指定じゃなくて、赤い点を周回させて(1周30分)目的の時間に設定してやる必要がありますコレもかなり使いづらいです。

 

代替アプリとして

こちらはGoogle純正の時計アプリを使うと、上の問題の大体が解決します。OK Google でのデフォルトのタイマーに設定する事もできます、設定の仕方は OK Google「~分後にアラーム」と指示して画面にアラームの設定が表示されるので、右上の3点からアプリを変更してやると以降それがデフォルトになる。

こちらはGoogle謹製なので安心できるアプリですし広告なしです、ちゃんとウィジェットもあるのでホーム画面に時間を表示させることも出来ます。

Google Playストア – 時計

Android 6.0にするとスクリーンショットの消音がなくなる【Bad】

Android 6.0 にアップデートすると、スクリーンの消音が消えてします。しかも、honor6 Plus のスクリーンショットの撮影の音がかなりでかくて煩わしいです、なので Android 6.0 にしたのですがわざわざダウングレードをして、Android 5系に戻しました。

幸い、戻す手段が公式に用意されていたので 5系で現在も利用してます。

スクリーンショットで不便なところがもう1点あり、それは通知に毎回表示されてしまうということです。

ナビバー(通知バー)が使いにくい【Bad】

honor6 Plus ではナビバーで通知とショートカット&設置の項目がタブでわけられています、ナビバーを引き出したときに通知がある場合は通知が優先して表示されます、ショートカットや設定の方を見たいと思っても一旦このタブ経由になってしまいます、スクリーンショットの通知がなければこの煩わしさも多少は和らいだでしょう。

QRコードの読み取りがわかりづらい【Bad】

カメラアプリにQRの読み込みのモードとかがありません、なので他のアプリか?と思うところですが実はカメラアプリにはQRコードの読み取り機能は搭載されており、QRコードをカメラで写してそのQRコードをタップすると、画面内に読み取った結果を表示するボタンが出てきます。

この操作、直感的にわからないまるで隠し設定のような使い方なのでわかりにくいです。

さらに、読み取りに若干時間がかかります。

ホームアプリ(EMUI)が残念【Bad】

ホームアプリが正直使いづらいです、まずダブルタップでの画面OFF機能がありませんその代わりにロックウィジェットがありますが、ホーム画面であればどこでもダブルタップで画面OFFに出来る昨日に比べると劣ります。

一応、画面ONはダブルタップで出来ます(これが出来るななぜOFFも出来るようにしなかったし・・・)

そして、他のホームアプリでは多く採用しているホーム画面のどこでも上から下になぞることで通知バーが表示されるのですが、こちらは端末内の検索画面になります。

 

アプリランチャーが無い!

これも大きいです、Androidと言えばアプリランチャーです。

必要なアプリだけ、ホームにおいてあまり使わないものはアプリランチャーからたまに起動するとかそんな使い方が一般なんですが、インストールしたアプリ全部ホームに出てきます。

一応ホーム画面でピンチアウト(2本指を使って画像を拡大する様な動作)すると、アプリの非表示設定出来ます。あまり使わないものはこちらに入れるのですが、ピンチアウトするということは両手で操作しないといけません。

アプリランチャーなら片手でタップで良いんです、EMUIだと片手操作が出来ないのです!これもマイナスポイントになりますね。

そして、ホームにあるアプリをうっかり削除しかねない、標準的なAndroidを使っているとEMUIの操作との違いに戸惑うだけではなく誤操作にもつながりかねない、アプリを誤って削除してしまうなんてことも十分ありえます、アプリにデータが保存されているものなら重大なことになってしまいます。

Wi-Fi + が地味に使える【Good】

honor6 Plus のソフトウェア面での少ない良いところの一つです、Wi-Fi+という機能がありWi-Fiとモバイル通信どちらか速い方(たぶん、Wi-Fiがおそすぎるときに)モバイル回線を利用して通信を行ってくれます。

なので、何が良いかというと Android ではWi-Fiに接続しているとアプリ等の通信はWi-Fiを使います、もしそのWi-Fiが接続されて入るがWi-Fiルーター側の問題が発生してたりしてネットにはつながらない状態であったとしても Wi-Fi のみで通信をしようとします。

そうするとどうなるかというと、データ通信が全くできていない時間が発生してしまいます。メールとかSNSとか来ないんですよね、これはかなり痛い。(ほんと極たまにしか無いことですが・・・)

でも honor6 Plus の Wi-Fi+ はそんな状況でも、Wi-Fiの速度が出てないとモバイル回線の方に自動で切り替わるのでそういったトラブルがあったとしても、通信できないという事を回避出来ます。

 

まとめ

honor6 Plus のソフトウェア面は非常に残念な作りとなっています、もっと使う側に立って使いやすいUIを実現して欲しいですね、出来ないのなら素のAndroidにしてもらったほうが良いといったところです。カメラとスペックは良いだけに非常にもったいないです。

スマホの設定をいじるのが好きな方は良いですが、ようやく使えるようにするには設定しないといけないことが多すぎるし一般的にはあまりおすすめは出来ないかな。

スペックは良いので、アプリとかはサクサク動きます。なのでスペック&コスパ重視なら全然ありかと思います、また格安でデュアルカメラを使えるという点がありますのでそちらを重視するなら有りかと思います。

 

ほぼ同時期に買った ZenFone 2 Laser の方はソフト面が非常によく出来ており、スペックは honor6 Plus よりかなり格下かつバッテリーの容量が1,000mAhほど違うのですが、使い勝手は ZenFone 2 Laser の方が格上です、重たい処理をしないのなら ZenFone 2 Laser の方が断然おすすめ出来ます。

 

また honor6 Plus のデュアルカメラを受け継ぐ HUAWEIのスマホが沢山出ています。

honor 8 なんかもカメラとスペックを考えるとかなりコスパが良いです、HUAWEI P9はライカ監修デュアルカメラで世界的にもかなりヒットしてます、Mate 9 はiPhone 7と渡り合えるほどのスペックと、第2世代のライカ監修デュアルカメラを搭載していたりもします。

honor6 Plus はもう入手困難になってきているのですが、これらのデュアルカメラを搭載したスマホが出ていますのでそちらを検討するも大有りです!

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