スマホの容量(ストレージ)8GB、16GB、32GBってどれぐらい違うのか?
2017-01-23, スマートフォンの使い方 ,
スマホを選ぶときに気になるのは性能というのが大きいかと思います、ストレージというのはその性能に対しての重要性というのは少なくストレージが大きいからと言って動作が早くなるわけでもなく、マルチタスクに強くなるわけでもありません。
しかし、容量が少ないと窮屈で身動き取れないようなそんな感じになってしまいます、そこで今回は低容量のストレージでは実際にどれ位の差があるのか?という話になります。
容量って何?
まずは、スマホの容量って何ってところからになりますが
スマホの容量(ストレージ)は記憶部分でOSと呼ばれるスマホを動作させるための根幹となる部分が入っています、そして残りの容量にアプリや写真、動画などが保存できます。
この容量大きければ大きいほど、ストレージに占めるOSの占領領域の割合が小さくなり、OS以外のものが保存できるスペースが大きくなってきます。
8GB、16GB、32GBの容量ってどれぐらい違うのか?
ストレージの内OSが占める領域は Androidの場合 大体6GBぐらいになります。実際に使える容量はこのOS部分を引いたものになります。
8GBのストレージの場合
8GBのストレージの場合残りの容量は2GBほどになってしまいます、この残りの2GBに写真、動画、音楽、アプリを収めることになります。
アプリを数個入れるだけでもう1GBは消費してしまうでしょうかサイズの大きいゲーム等のアプリを入れるとそれだけで残り容量は逼迫といった感じになります。
ただ、容量が8GBのスマホでもmicroSDが使えるものであれば、写真、動画、音楽はmicroSDに方に保存しておくことができるので残りの2GBほどをアプリのためだけに使うことが出来ます。
それでも2GBの容量は結構すぐにアプリで埋まってしまいます、またアプリによっては動画、写真、音楽が直接ストレージ領域に保存するしかないものがあるので、そういったものを考えるとやはり8GBはキツキツです。
8GBで良いケースとしては、スマホでSNSぐらいしかアプリは使わないという方向けになってしまうかと思います。
16GBのストレージの場合
続いて、16GBのストレージの場合は残り10GBぐらいが自由に使える容量となります。8GBと16GBじゃ容量が2倍なだけじゃないかと見えてしまいますが、自由に使える容量という点で言えば8GBの5倍の容量があると言えます。
自由に使える容量が10GBもあれば結構自由に利用する事が出来ます、アプリを沢山インストールしてもアプリだけでストレージが逼迫するということは少ないかと思います。
ただ、写真や動画、音楽のファイルが増えてくると内蔵ストレージだけでは案外早い段階で窮屈になってしまいます、動画なんて1ファイル数GBいってしまうものも有るのでやはり容量は不足しがちです。
16GBの場合はmicroSDと組み合わせることで、大きなファイルとなる画像、動画、音楽ファイルを保存しておけるので容量の大きいmicroSD 32GB以上とかを利用しておけば当分は容量不足になることはないかと思います。
動画や写真が増えてきたなら、適時PC等にバックアップしてスマホからは削除して、必要なときは自動バックアップさせたGoogleフォトなどで見たりシェアしたりできるようにして置けばスマホの容量は食わなくなります。
16GBの場合はmicroSDと組み合わせれば容量問題は大体解決する。
32GBのストレージの場合
32GBのストレージの場合は実際に使える空き容量は26GBほどになります。
8GBのストレージと32GBのストレージでは総量は4倍となりますが、実際にユーザーが使える領域は13倍と大きく違ってきます。16GBのストレージとくらべても総量では2倍ですが、ユーザーが使える領域は2.6倍になります。
64GBとなっていくと、OSが占める割合が小さくなっていき表面上の容量とユーザーが使える容量の差は見た目通りとなって行きます。
空き容量が26GBほどあると、写真で言えば 1,200万画素の写真で5MBぐらいのサイズなので5千枚ほどの写真を保存出来ます音楽で言えば1ファイル10MBとして2,600曲が保存できる。
32GBの容量であれば、アプリも好きなだけ入れても容量が足りないということは基本的になく、また写真や動画、音楽を多少多く保存しても容量にはゆとりがあります。
適時PCに写真や動画のバックアップを取っておいて、スマホから削除しておけばmicroSDを利用しなくても良い範囲に入るかと思います、動画ファイルをよく見るという方は容量に不足が出てくるかと思いますがその場合もmicroSDで対応出来ます。
まとめ
- 8GBだと 2GBしか使えるところがなくキツキツ、最小限な使い方以外はmicroSDが使えても アプリの保存問題が大きい
- 16GBだと 10GB使うことが出来てmicroSDと組み合わせると不満はほとんど無くなる
- 32GBだと 26GB使うことが出来て、動画などの大容量ファイルを大量に扱わないなら microSD なくても使っていけるぐらいになる
あと最後に一つ、内蔵ストレージの1GBの単価とmicroSDの1GBの単価だとmicroSDの方が遥かに安いです。また、microSDはスマホを買い替えた後も microSD をサポートしていれば、そちらで使うことが出来ます。スマホを購入するたびに発生するコストにはならないです。また防水対応のmicroSDなんてのもあります、万が一スマホが水没してもmicroSDのデータだけは救出できるので、写真や動画をmicroSDに保存するというのも一つかと思います。
ただ microSD もデータが飛ぶことがありますので過信はしないでください、これはスマホ本体でも故障したりデータだけ飛んだりとリスクはあるので基本的には適時バックアップを取ることが必要です。
最後に
ポイントとしては、16GB以上の容量を選ぶのが吉です。
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