ファーウェイが イギリス ロンドン、現地時間の4月15日にプレス向けに新製品のSIMフリースマートフォンの発表を行った。今回発表されたのは P8 と P8 MAX の2機種になる、それぞれ容量別に2タイプ存在する。
Huawei P8
これまでファーウェイは Ascend シリーズとして スマートフォンの展開をしてきましたが。今回の機種からは Ascend が無くなり Huawei + 型番 という形のネーミングとなる。Huawei P8 は Ascend 7 の次のモデルにあたる。 Ascend Mate 7 では画面サイズが 5インチだったものが Huawei P8 では 5.2インチとなる、解像度は1920×1080のFullHD となっている。狭額ベセルとなっており、サイズはディスプレイが4.7インチの iPhone 6 とほぼ同じとなっており、ディスプレイの占有率が78.3%となっている。
カメラは1300万画素でRGBWイメージセンサが搭載されており、従来機よりも32%も高いコントラストを実現している。また光学手ブレ補正を搭載しており、iPhone 6 Plus よりも補正角が大きいという。また、光の残像を捉える Light Painting という機能が搭載されている、その他自画撮りのセルフィー機能もアピールされている。またカメラ部分は出っ張りの無いものとなりフルフラットになっている。
Huawei P8 はデュアルSIM対応となっており、両方で4Gの利用が可能となっており。VoLTEでの利用に有効と思われる。
Huawei P8 シリーズは、高級路線のフラグシップモデルとなり、特にiPhoneとの比較を取り上げるなどiPhoneよりも優れている部分を今回は強調しアピールしている。
スペック等の情報
- CPU : Hisilicon Kirin930 8コア 2.0Ghz(オクタコア)
- ディスプレイ : 5.2インチ 1920×1080 FullHD IPS
- メモリ : 3GB
- ストレージ : 16GB/64GB
- バッテリー : 2600mAh
- リアカメラ : 1300万画素
- インカメラ : 800万画素
- 厚さ : 6.4ミリ
- カラバリ : チタニウムグレー/ミスティック シャンパン/カーボンブラック/プレジデントゴールド
- 価格 : スタンダード(16GB) 499ユーロ / プレミアム(64GB) 599ユーロ
CPUはAscend P7 と比べて90%、グラフィックは100%向上しているとのことです。
Huawei P8 MAX
Huawei P8 MAX はディスプレイが6.8インチの大型なモデルとなり、スマートフォンというよりみおファブレットやタブレットの域になる。厚さはHuawei P8 と同様で 6.4ミリとなっている。バッテリーは4360mAhで普段使いでは2日、ヘビーに使っても1日以上バッテリーがもつようです。ストレージは32GBと64GBのモデルが存在する
スペック等の情報
- ディスプレイ 6.8インチ 1920×1080 FullHD IPS
- ストレージ 32GB / 64GB
- バッテリー 4360mAh
- 価格 549ユーロ(32GB) / 649ユーロ(64GB)
- カラバリ : チタニウムグレー/ミスティック シャンパン/カーボンブラック/プレジデントゴールド
日本への販売と発売時期は?
まだ、日本向けへの販売は明言されていませんが グローバルモデルには日本語がインストールされていたり、また これまでに日本にて Ascend シリーズ をSIMフリー端末として販売してきたことから、日本での発売は可能性はかなり高いと思われます。発売時期については、まだ情報がありませんが、ファーウェイ的には年に2回ほど新製品を投入する傾向があるので、もっとも最近投入されたのは12月12日となっているので、それからの半年となる6月頃に有るのではないかと思います。
Huawei P8 は魅力的なのか
今回の製品はフラグシップモデルということもあり、価格も今までのモデルと比べて高くなっています。最も安いもので499ユーロで日本円にすると6.3万円程となる ストレージの容量が多いモデルでは 7.6万円程となり高級なスマートフォンの価格になる。前モデルでは4万円台での販売と価格差がある。今回のモデルでは高級路線で、iPhone 6 等をライバルとした製品であり そういったものと比べると割安に感じる位置づけにある。高級感や、狭額ベセルによるスタイリッシュなデザインなど iPhone 6 等の購入層からすると、お手頃な端末と言える。
一方コストパーフォーマンスを重視する方からすると、コストパーフォーマンスは優れていないと思う存在になるでしょう。
Huaweiの製品は、新製品が販売されると旧モデルの価格がガクッと半分ぐらいになることがあるので、コストパーフォーマンスを求める場合は 一つ前のモデルを選択するのも有りです。
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