SIMロックフリースマホのIDOLシリーズの最新機種になる、IDOL 4 を日本で12月に発売することをTLCコミュニケーションが発表した。
IDOL 4 の価格は34,800円となる。
IDOL 4 のスペック
- OS:Android 6.0
- ディスプレイ:5.2インチ フルHD画質
- チップセット:Qualcomm Snapdragon 617
- メモリ:3GB
- ストレージ:16GB / microSD 最大512GB
- リアカメラ:1,300万画素
- フロントカメラ:800万画素 / フラッシュ有り
- バッテリー:2610mAh
- 重さ:135g
- 機能:VR、QuickCharge 2.0、au VoLTE対応、上下リバーシブル
VRゴーグル付き
IDOL 4 はパッケージがVRゴーグルとなっており、そのままゴーグルと利用できるユニークな設計となっており、VRゴーグル付きでの 34,800円となる。
VRは、g CardboardやFacebookのVR映像に対応し、またTCLが集めたVRコンテンツを利用でき独自スタも用意するとのことです。
音にも注力
IDOL 4 は音にもこだわったスマホとなっており、JBLと協力して開発した3.6Wのスピーカーを搭載や、IBLブランドのイヤホンが付属している。
音響効果としてWaves MaxxAudioも搭載する。
au VoLTEにも対応
最近 SIMフリー端末でもauの回線に対応したモデルが増えつつ有り、IDOL 4 もau VoLTEに対応し、mineoやIIJmioのau回線を利用したプランなども利用できるようになる。
トータルバランスとして IDOL 4 はどうなのか?
スペック的には、チップセットのSnapdragon 600 番台といえば、価格帯で言えば2万円~3万円ぐらいのモデルに使われるチップセットで、IDOL 4 はVRゴーグル付きでの価格となるので本体は3万円ぐらいと考えると、妥当な価格設定ではないかと思います。
メモリも3GBあり、多くの人が満足できるレベルではあると思いますがストレージが16GBというのはこの価格帯的には少ないかなといったところでしょうか、実際16GBのストレージがあれば結構アプリをいれても、容量的には問題はないと思います。
画像、動画、音声、などのメディアファイルはmicroSDの方に保存するのであれば、内蔵ストレージ16GBは十分かと思います。内蔵ストレージの容量単位の価格は、microSDより高価なので内蔵ストレージはアプリで使う分にして、その他のファイルにつかう容量はmicroSDで追加したほうがコスト面ではかなり有利になります。microSDは別の端末にも使いまわしができ、バックアップをPCに取るときもUSB 3.0のカードリーダーを使えば、コピーを素早くPCに作ることも出来る。
価格バランス的にはGOODで、音やVRを楽しみたいという方にはいい選択肢になるかと思います。microSDも最大512GBのものまで対応できるので、VRコンテンツの保存や音楽の保存に十分に対応できる容量のものを使うことが出来る。
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