VAIOは今までSONYのブランドとして存在していましたが、現在はSONYから売却されVAIOとして独立しています。そんなVAIOがスマートフォンを発売する、発売は日本通信のb-mobileから発売される。SIMフリー端末であるが端末単体で購入することは出来ずb-mobileのプランを利用することが必要になる。端末の価格は一括購入で51,000円となる。
スマートフォンのスペックは、ミドルレンジでありVAIOが独自に作成したものではなくODM製造であり、QUANTAが製造しパナソニックが台湾で発売しているELUGA U2とほぼ同じであり、VAIOのロゴが付いた程度のものとなっている。ELUGA U2 は現地価格で約3万円の価格であり、VAIOの文字が付いただけで5万円となる。VAIOのブランドに2万円を出せる人に以外には魅力が無いでしょう、さらにb-mobileの縛りが有りますので
VAIO Phone のスペック
サイズ | 5インチ |
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解像度 | 720×1280HD, TFT IPS LCD, 1600万階調 |
型番 | VA-10J |
カラー | 黒 |
サイズ 幅(W)×高さ(H)×厚さ(D) | 約71.3 × 141.5 × 7.95mm |
重量 | 約130g |
連続通話時間/連続待ち受け時間 | 最大約800分 / 最大約500時間 |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
バッテリー取り外し | × |
OS | Android™ 5.0 Lollipop 32 bit |
CPU | 1.2GHz, クアッドコア |
内部ROM/内部RAM | ROM16GB / RAM2GB |
外部メディア規格/最大容量 | microSD/64GB |
SIM タイプ | マイクロSIM |
ネットワーク周波数帯(3G) | 2100/800MHz ※FOMA®エリア・FOMA®プラスエリアでご利用できます。 |
ネットワーク周波数帯(4G/LTE) | 2000/1800/800MHz |
有効画素数 | 【メイン】1300万画素 【サブ】500万画素 |
Wi-Fi | ● |
Bluetooth | ● |
USB | ● |
Wi-Fi | IEEE802.11 a/b/g/n 準拠 |
Bluetooth | Bluetooth version 4.0 |
NFC | × |
GPS | ● |
加速度センサー | ● |
近接センサー | ● |
ターゲットはどこ?
スペックや縛りをみると、どうも魅力を感じない。端末はVAIOおロゴが付いただけで2万円もの上乗せ、さらにSIMフリー端末であるのにb-mobileからのSIMとセットでの販売という形になっている。(イオンでも販売されるが、これは代理販売にあたる)
料金プランはVAIO専用プランの利用となり 高速通信1GB+音声通話 で月額980円、高速通信無制限+音声通話で1,980円となる。料金プランは他のMVNOよりは比較的割安に設定されている。
長期的にb-mobileを使い続けるのなら、この料金設定の恩恵を受けるようになる。
考えられるターゲットは、格安SIM MVNOを利用したことがない。3大キャリアのdocomo、au、softbank、からの月額料金を抑えたい層をターゲットにしていると思われます。まだまだ世間一般にはMVNOのことが周知されていなく、またMVNOを把握できていないの人が多いのが現状かと思います、そういった中でスマホの料金を下げたいがスマートフォン端末やMVNOがよくわかない人にとっては元SONYのVAIOの端末、代理店等で扱われているb-mobileというのが安心感あり料金も3大キャリアよりも安くなるという点選ばれやすいと思われる。そういった人たちがターゲットになるでしょう。
それでも51,000円は高すぎる
最近は、スマートフォンの端末もハイスペックなものが安く続々登場してきます。そんな中でこの価格設定はあまりにもボッタクリ価格と感じる。専用のプランによって少しは相殺されるが、それでも端末代金が高過ぎる。また非常に中途半端なスペックである、どうせならハイエンドで高級路線のほうがブランド的に良かったとでしょう。最近では、デジカメにAndroidを載せちゃった系のギークなスマートフォンが10万円を超える価格なのに入手困難であったり、そういった路線でVAIO Phoneは勝負しても良かったとおもう。
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